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先生に聞く! Q&A |
Q.高校生の海外留学の効果にはどんなものがありますか?
A.英語力はもちろん、生活力が身につく効果もあります クラーク記念国際高校 オーストラリアキャンパス
プログラムコーディネーター 甲元 浩幸 先生
クラーク記念国際高校のオーストラリアへの長期留学生のほとんどの生徒、率にしていうと7割強の生徒は、これまでの学校生活の中で不登校の経験をしています。私のオーストラリアでの留学指導は11年目となりますが、その子たちの出席率はトータルで約96%となります。 その理由には二つあります。一つは、親元を離れるという中で、生活の中にしばりが出てきます。留学生は全員ホームステイなのですが、ホームステイ先でぐずぐずして学校に行かないということを文化的に理解してもらうのが難しいようです。私は第1段階として、朝起きて、朝ごはんを食べて、学校に出ていくということができれば、もう第1段階成功と思っています。 二つ目の理由は、生活が非常にシンプルなんです。夜は10時ぐらいに寝て、朝も起きやすくなります。勉強中心の生活を月曜から金曜まで続け、土日に友達と出かけることなどで、勉強と遊びのメリハリのついた生活をおくることができます。 親御さんの意識も英語力の必要性を一層強めています。それが留学生数の増加にもつながっています。また子どもたちの英語力の成果をみると、4カ月間の留学でTOIECレベル平均100点アップという結果を残しています。 新しい言葉を覚えることで感覚の鋭い生徒は、言葉が世界を広げたといいます。日本語だけの会話で知っていた世界と、それが英語になった段階で世界が倍になったというのです。 《クラーク記念国際高校の学校紹介ページはこちらページ》 《『不登校・中退生のための進路相談室』(学びリンク)より》 |