サポート校のすべて:入学、進路、学費、学び方、相談


Keyword 3 サポート校の学費
●自学自習を支えるだけでないサポート校の多様な魅力
サポート校は、通信制高校生の自学自習を助ける民間の教育機関です。初年度にかかる学費は60〜100万円程度(入学金10〜20万円、授業料や設備費など40〜80万円程度)と、サポート校によってかなりの幅もありますが、大体私立の全日制並みとなっています(通信制高校の費用が別途かかります)。その分生徒一人ひとりへの対応は手厚く、きめ細やかな教育を行っているという特徴があります。3年間で確実に卒業できるようなサポートを行うと同時に、いつでも電話で相談を受け付ける体制が整っていたり、いつ登校しても出迎えてくれる先生がいたりと、生徒や親御さんにとっては大きなメリットもあります。
さまざまな生徒が集まるため、どのような生徒にも対応できる先生がそろっているところも、サポート校の特長といえます。不登校への対応、いじめへの対応などについては、先生の対応力が非常に高いサポート校も少なくありません。
また、多様なコース設定があるというのもサポート校の魅力です。ひとつの分野に特化しているサポート校もあれば、アニメやゲーム、スポーツや音楽など、さまざまなコースを持っているサポート校もあります。専門学校や養成機関と変わらないレベルのレッスンを受けることができるところもあり、自分のやりたいことをとことんやれる環境がそろっています。
多様なコースがあるサポート校の場合、コースによって学費が異なることもあります。専門課程を学ぶようなサポート校では、レッスン代や器材・道具代などによって異なりますし、登校日数によっても異なるケースもあります。どのコースならいくらかかるのかは、入学前にしっかりと確認しておきましょう。
またサポート校は同時に通信制高校にも入学することになるため、通信制高校の費用が別途発生することになりますので、その点も注意が必要です。通信制高校はいくらかかって、合計額はいくらになるのか、そこをきちんと説明してくれるサポート校であれば安心です。不明な点は必ず確認することが大切です。