通信制高校のすべて
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Keyword 6 通信制高校生は、約18万6千人
◎通信制高校の生徒数と学校数の推移
年度 | 学校数(私立校数) |
生徒数(うち私立校生徒数) |
---|---|---|
2009年度 | 204(133) |
186,607(98,374) |
2010年度 | 209(137) |
187,392(100,695) |
2011年度 | 210(137) |
188,251(103,889) |
2012年度 | 217(141) |
189,418(109,050) |
2013年度 | 221(144) |
185,589(110,585) |
文部科学省が発表している学校基本調査によれば、2013年度の通信制高校の生徒数は18万5,589名となり、前年度から3,829名の減少となっています。
全日・定時を合わせた高校生の生徒数は、350万5,347名で、前年度から約4万名減少しています。高校生全体の生徒数は、01年度に比べると、約75万名減少していることになります。このうち、通信制高校生が高校生全体に占める割合は5.3%で09年度から変わっていません。
13年度の私立通信制高校の生徒数は、11万585名と初めて11万名を超え、前年度に比べても約1,500名の生徒増があった。一方、公立通信制高校の生徒数は、75,004名と前年度に比べ約5千名の減少でした。
男女比では、全体では男子生徒52.2%、女子生徒47.8%で男子の比率がやや高くなっています。公私では、公立は男子49.5%、女子50.5%でわずかに女子が上回ります。これに対して私立は男子54.1%、女子45.9%で男子比率が高い。全体的にみると、ここ数年の傾向では男子比率がやや高まる傾向にあります。
通信制高校の学校数は、ここ数年で増えてきました。このため、登校する回数や学ぶ内容についても多様な学校が出てきています。登校回数については、従来からの月に1〜2回登校するタイプから、現在では週に1〜5回登校する回数を選ぶことのできる学校も出ています。
また、普段は最寄りの「学習センター」と呼ばれる通学拠点に通い、年に1回・3泊4日から約1週間程度の宿泊による「集中スクーリング」を行い卒業を目指す高校もあります。集中スクーリングの期間は学校によって異なります。