不登校のすべて:不登校からの進学、進路、学校選び
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Keyword 3 高校不登校
現在、高校生で不登校の状態にある生徒は、51,726人(平成27年度)となっています。高校の不登校生は、前年度に比べると約7%減少していますが、高校生の場合は不登校の状態の生徒のうち、約27%が結果的に中退しており、約8%が留年(原級留置)となっています。
「中1ギャップ」と同様に、高校生も環境が変化した高校1年の段階が一番不登校が多くなる学年となります。高校不登校生の約26%が高校1年生の段階で不登校となっています。前年度から不登校状態が継続している生徒も高校不登校生の約43%と多くを占めています。
高校で不登校となったきかっけとしては、学校生活に起因するものとしては「学業不振」「入学・転編入学・進級時の不適応」「いじめを除く友人関係をめぐる問題」などが高い比率を占めています。思春期の恋愛問題や部活での人間関係など、一旦のめり込んでしまうと、なかなか解決できない要因がみられます。
※参照 『平成27年度 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査』
(文部科学省 平成28年10月発表)